赤城宗徳の発言 (内閣委員会)

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○赤城政府委員 川島幹事長からの申し入れがありましたが、これは正式の委員会というような形の話ではなかったのであります。御承知の通り機種をどんなものに選定するかという決定権は国防会議にあることは、私から申し上げるまでもございません。でありますので、問題が論議されておりますかな、国防会議の議長であるところの総理大臣が国防会議に臨む心がまえといいますか、参考としていろいろ調査をしておきたい、こういう意味から、また調査をした方がよかろう、こういう意味から、これもはっきり話し合いはしてありませんが、何らかの委員会的な会で資料を集める、こういう意味の話し合いがあったわけであります。でありますから、防衛庁の影響力があるかないかというような問題等につきましては、はっきりそういうことを話し合っておりません。都合によっては防衛庁の専門家にも来てもらって、その話を聞かなくてはならない場合もあります。影響力のあることは除くとかなんとかいうはっきりした話し合いはありません。
 第二の、今御指摘の内閣に設けるとか、あるいは法律上の委員会という意味には私は受け取っておりません。先ほど申し上げましたように内閣で閣議を経て委員会を置くということになりまするならば、その委員会が機種決定の最後の権限を持つということになりますが、それは今の国防会議法や何かと抵触するといいますか、違ってきます。あくまで国防会議において最後の決定はするのでありますので、この委員会は法律に基いて置くとか、あるいは内閣の閣議を経て、設けるとかいう意味には話し合いはいたさなかったのであります。先ほど申し上げましたように国防会議の議長として国防会議に臨むに当ってのいろいろな参考資料を集め、また意見を聞いて、それを私が国防会議の議長にそのまま伝える、こういうことで委員会といいますか懇談会といいますか、そういうものを設けようかという話が川島幹事長からもありましたから、私もそのつもりで進めてきておるのであります。
 その後の経過等はどうかということでありますが、御承知のように国会内におきましてもいろいろ論議があり、こういう論議等も大きな参考になっておりますので、こういうこともお聞きした上において、適当な学識経験者あるいは航空機に対する専門家、こういう者の意見を聞いて、その意見を国防会議の議長にそのまま伝えよう、こういうことで進めておるのでありますが、まだ人選その他いつごろにこういうものを作るかということを決定しておるわけではありません。なお国防会議の議長とも相談いたしまして意見も聞きまして、どういうふうにこれを扱うかということはなお懸案中だ、こういうふうに申し上げておきます。

発言情報

speech_id: 103004889X00119581002_019

発言者: 赤城宗徳

speaker_id: 5392

日付: 1958-10-02

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会