滝井義高の発言 (社会労働委員会)
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○滝井委員 よく自民党は日教組の思想的な偏向という言葉を使われるのです。今日、客観的にいえば、いわば非常に保守色の強い日本医師会が、保守党の内閣を思想的な偏向があると言っておるわけです。あなたは絶対にないとおっしゃる。ちょうどわれわれが日教組には思想的偏向がないと言うことと同じです、何も証明してない。だから、思想的な偏向があるかないかということは、たとえば厚生行政というものは、開業医を撲滅して医療国営の方向に向っておる、こういうことなんです。これが、いわゆる共産主義思想というような意味のことも書いてあるように思うのですが、こういう点は、外交でいえば自由主義陣営に入っている岸内閣のもとにおいて、厚生行政はいわば容共的な部面だ、こう言っておるのですね。この点、あなた方は思想的な偏向というのをどういう工合に受け取っておるのか、それを私は知りたいのです。私は私なりに解釈しますけれども、日本医師会という団体が、とにかく厚生行政の思想的偏向だ。「中央医療協議会委員の選出に就て」「思想的偏向による厚生行政の是正を望む」となっているわけですね。ちょうど自由民主党さんが社会党や日教組に言うことと同じことをあなた方言われておるわけだ。それで思想的偏向を直せということを社会党や日教組に言われるあなた方でございますから、今度の日本医師会から言われておるあなた方は一体どういうことなんだということをわれわれ聞かしてもらいたい。もって他山の石としたいのですよ。この思想的偏向をかわす術をあなた方から習いたいのだ。だから、これはあなた方はありませんというけれども、堂々と天下に発表した文書なんですから、それを二つ……。