三浦一雄の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○三浦国務大臣 農業政策上なさなければならぬ当面の重要問題でありますことはよく承知しております。従いましてわれわれは終戦後に展開しておりました農業政策の上におきましても、なお基本的な考え方をいたしたいために、さきに御審議をいただきました基本問題の調査会等の提案もいたしたわけであります。昨年来の当面の問題でありました蚕糸対策につきましてもいろいろ御非難がありますけれども、私たちはこれを切りかえて新しい態勢においてこの問題の一つの安定点を見出したいと考えております。同時にまた酪農等についても非常に御非難がありましたが、すでに昨年来の対策によって安定の態勢に動いていることは御承知の通りであります。そういうことでございますからこれはおのずから別個の問題です。同時に私は一言申し上げたいのでございますが、この農地改革は明治初年に行われました藩籍奉還にも比すべき問題だ。あの際におきましてもいろいろ処置されたことは御承知の通りです。これは私から一々あげるまでもない。しかしながらあの場合におきましてもいわば秩碌公債の増額等の請願が、帝国議会当時終始あったことも御承知の通りであります。これは当時の政府としてもとらなかった。しかしその他の諸施策等は、その当時の事態にふさわしいものも若干私はやったと思うのであります。従いまして先ほど来総務長官が仰せになりました二つの基本線はくずすわけにいかぬけれども、その間に求められるならば何らかの対策を得たいということは、今さら申し上げるまでもないのでございますから、この調査会の意義というものも決してむだではない。これによって事態を明らかにし、またそれからくる対策等もおのずから流れ出ると思うものでございますから、これに期待する、こういうことでございます。

発言情報

speech_id: 103104889X02819590407_019

発言者: 三浦一雄

speaker_id: 1194

日付: 1959-04-07

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会