綱島正興の発言 (内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会)
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○綱島小委員 第一条、第二条はこのくらいにしておきまして、第三条に「調査会は、委員三十人以内で組織する。」とございますが、この委員の選定でございます。大体ジャーナリストなんぞのように上っつらでものを知っておって、込み入った底光りのする調べをしていない者を、えてして政府は委員にする。これは調査会で準備をなさるそうですからよく聞いておいて下さい。農業なんというものを何も知らぬゆえに大胆な議論をする。知らぬゆえに聞く方もほんとうのように錯覚をする、こういう委員の選び方をするかどうか。委員については専門の知識を持っておる、少くとも感覚を持っている、そして百姓というものの味のわかっている、からだに百姓を身につけておるような者を委員に選ぶか。またそれは何も言えぬ、ただ降参しておじぎしているだけではだめです。議論もする、味もある、経験もある、そういう者を選ぶ意思かどうか。この三十人の選び方によっては、農業基本法というものは調査をやってもますます迷宮に入って、何の答えも得ないというものになりはしないか。一にかかって委員の選び方が問題でございます。農林省の古手官僚ならよかろうというふうに考えてはいかぬ。古手官僚もいいかげんなものだ。そこでこの委員というものを一体どういう標準で選ばれるか、これは審議室長に伺います。