淺沼稻次郎の発言 (予算委員会)

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○淺沼委員 そこで、国際情勢というものは動くものであります。また外交も動いていかなければならぬと私は思うのであります。いわばサンフランシスコ会議が開かれたあと結ばれた、あの時代における日華条約というものがあることは現実でありますが、それから世界は動く、中国の建設は進んでおるのであります。だれが考えてみたって、中国にありますところの主人公はだれであるかといえば、これは言うまでもなく中華人民共和国であることには間違いありません。従って、台湾との関係というものは、中国側においても台湾は中国の一部であると言っておる。場合によれば内政問題として解決するという努力もしておるようであります。そこで、日本の考え方というものも、もっと積極性があって私はしかるべきではなかろうかと思うのであります。もちろん中国と日本との間に平和条約が結ばれて参りますならば、必然的な結果といたしまして、台湾とのああいう関係が切られていくということは、必然であろうと思うのであります。従いましてその必然を作るために努力ということを、政府自体がアジアの一員として生きるためには、やって参らなければならぬと思うのでありますが、この点についてもう一ぺん御答弁を願いたいと思うのであります。

発言情報

speech_id: 103105261X01919590327_014

発言者: 淺沼稻次郎

speaker_id: 21890

日付: 1959-03-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会