千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 西村次長の考え方は、私は詭弁だと思う。ということは、ライン内外ということは、日本では認めておりません、その通り。しかしながら、向うはラインを宣言した以内に入ってきた者は、自分の領海侵犯であるから拿捕するのだという一方的宣言ですよ。向うは一方的に自分の方のラインを決定しておいて、その中に入ってくる者は、ライン内に、いわゆる自分らの領海に入ってくるのだから拿捕するのだと宣言しておる。あなた方はそれでは、今までの日本では、そんなことはおかまいなしにどんどん沖まで行ってとってこいと言って指令しておりますか。そうじゃないでしょう。そういう国際紛争を起してはいけないから、そういう所までタッチしてはいけない、ライン外で操業しろということを指導しておるのじゃないかと思う、私はそう思っておりますよ。われわれとして認められないラインである、認めちゃいけないラインである、しかしながら、無法なやつが勝手なことを宣言して、そうして来た者はぶんなぐるぞという、要するに危ない所に近寄るなということは、私は温情的な水産庁の指導でなければならないと思う。そうじゃないですか。われわれは認めないのだから、どこまではいいのだからやれということをあなたたちは指導しておりますか。もしそうだとすれば、あの残っておる百五十三名という漁師の諸君は、あなた方のような観念によってどこでもかまわず漁をしておったためにとらわれたということになるのですか。私はそうじゃないと思うのです。どうですかそれは。