岸信介の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(岸信介君) 中華人民共和国が中国大陸における政権として、そうして中国大陸を支配し、ここにおける安定した一つの政権であるという事実は、年とともに私は強固になってきておるというこの事実は無視はできないと思います。しかしながら、承認するとか、国交を正常化する上におきましては、先ほど申し上げましたように、ただそれだけでは直ちにその時期が到来しておると、こういうわけにはいかないので、国際的の関係をいろいろ調整するとか、あるいは両国の間におきまして十分に理解と信頼の上に立っての友好関係を作り上げようというような情勢に到達しておることが必要である。私どもが中華人民共和国に対して今直ちに政治的な関係を開くにはまだ至っておらないと申し上げておるのは、そういう国際的の関係や、両国の理解の問題等について、さらに誠実を積み上げていく必要がある、こういうふうに考えるからでございます。