岸信介の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(岸信介君) 先ほど来の質疑応答で明らかのように、日本としては中国に対しては日華平和条約でもって全面的に平和の状態、国交ができておるわけで、新しい今中国大陸におけるところの政権を承認するかどうか、国交をこの間に維持するかどうかという問題であると思います。今の共同声明の「国交回復」という言葉を用いられている基礎におきましては、あるいは笹森委員のお話のような思想的な考え方があるかと思いまするが、また通俗的にいいますれば、要するに私どもの今言ったような関係を「国交回復」という言葉で示されているとも解釈できるのでありますが、ともかく理論的構成からいえば、先ほどからの質疑応答のように、新しくできた国家と新しく国交を開くという考え方をすることが、日華の間におきましては日華平和条約の締結以来の日本の経緯にかんがみて、正しいと思います。