酒井俊彦の発言 (予算委員会)

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○政府委員(酒井俊彦君) 今度の六十二トンにつきまして、なぜこれだけのものを特別に扱ったかということでございますが、実は日本銀行が接収貴金属の保管者——保管者と申しますか、国にかわって保管をしているわけでありますが、その日本銀行が保管をしております分のうち、御承知と思いますが、定型金塊というものがございまして、それには一本々々刻印が打ってございます。ナンバーがついておりますので、それと日本銀行の帳簿とを照し合せますと、これは日本銀行のものであるということが非常にはっきりしてくるというものが約六十二トンくらいあるわけでございます。もちろんこれは手続といたしましては、接収貴金属の法律によりまして、審議会を通して日銀のものであるという確認を要するわけでありますが、要するにはっきり特定しておりますので、これは日本銀行に帰属させても一向おかしくないということで処理いたしたわけでございます。そのほかに接収貴金属としてはまだ相当ございますが、たとえば金貨でございますとかいうように、番号その他でだれのものだということは識別できないものがございます。帳簿上はこれだけの旧十円金貨幾ら、二十円金貨幾らというようにわかっておりましても、それが接収されておる金貨幣のうちのどれに当るのかということはわからぬものがございます。それらの点につきましては、接収貴金属の法律が通りまして審議会を通じて適当に処理する。しかし六十二トンに関する限り定型金塊でありまして、非常にはっきりしておるものでございまして、一応それを再評価益金を出しまして財源いたしましたわけであります。

発言情報

speech_id: 103115261X02119590408_011

発言者: 酒井俊彦

speaker_id: 3290

日付: 1959-04-08

院: 参議院

会議名: 予算委員会