高尾亮一の発言 (予算委員会第一分科会)
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○政府委員(高尾亮一君) 昭和三十四年度皇室費の歳出予算について、その概要を説明いたします。
本歳出予算に計上いたしました金額は五億一千九百七十二万円でありまして、その内訳は、内廷費五千万円、宮廷費四億五千六百二十二万円、皇族費一千三百五十万円であります。これを前年度予算に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。
おもなるものについて、事項別に申し述べますと、内廷費は、皇室経済法第四条に基き、同法施行法第七条に規定する定額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、前年度と同額を計上いたしております。
宮廷費は、内廷費以外の宮廷において必要な経費を計上したものであります。
その内容といたしましては、皇室の公的御活動に必要な経費約四千七百万日、その他皇室用財産の管理等に必要な経費約四億九百万円であります。三十三年度予算額三億一千八百七十一万四千円に比較いたしますと、一億三千七百五十万六千円の増加となっております。その増加の理由は、東宮御婚儀費一千九百六十六万六千円、正倉院新宝庫建設費二千三百六十万五千円及び大宮御所庭園整備費一千十六万円が新規計上された反面、宮殿造営調査費五百六十四万五千円、京都御所小御所の復旧費一千三百五十三万八千円がそれぞれ事業の完了により減額となったほか、前年度より計上されております東宮御所新営費を含む特別営繕費等が、前年度の二億九千九百五十三万一千円から、今年度四億二百七十八万九千円に増額になったその差引増によるものであります。
皇族費は、皇室経済法第六条に基き、同法施行法第八条に規定する定額によって計算した額を計上いたすことになっておりますが、本年度は、秩父、高松、三笠の三宮家に必要な経費として、前年度と同額を計上いたしております。
以上をもちまして、昭和三十四年度皇室費歳出予算の概要の説明を終ります。