高田なほ子の発言 (予算委員会第一分科会)

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○高田なほ子君 二、三点伺わしていただきたいと思っております。
 皇室が民主化され、そうしてまた国民の皇室に対して親愛の情を深く抱くという傾向、この傾向は大へん私どもとして喜ばしいことでございます。特に今度の皇太子様の御結婚また溝宮様の御婚約の発表、この二つの問題を通して、これは飾りなくすべての国民が喜び、またこの喜びを一そう皇室と国民を結ぶ民主的な強いきずなにしたいと考えておる点も、見のがすことはでざないと思うのです。そこで、直接予算の問題ではございませんが、今回の御婚儀に際しては、御婚儀の模様をぜひ国民はうかがい知りたい、こういうような強い熱意を持っておることは、宮内庁も十分御承知だと思うのです。しかし最近の報道によりますと、お杯事の儀については、テレビも報道陣も諸般の都合でこれを差しとめなければならないというような結論が出たように聞いておるわけであります。いろいろ新聞等に報道された原因については、一応私どもとしては、なるほどそういうこともあるかなという気持もしないわけではございませんが、漏れ聞くところによりますと、お杯事のその場所、これは単に十三人あるいは十四人の方がお入りになるだけ下あって、あとは大へん狭いからというようなお話であるそうですが、私どももまだこの賢所に伺ったことがございませんから、その広さ等については私どもも認識外にございますが、報道陣が入るぐらいの余裕はあるのだと一部の方々なども言っておるわけでありますので、何とか国をあげての喜びの気持、そうしてまた民主的な今度の御婚儀についての国民の期待というものが結びつくことによって、初めて私は皇室と国民がほんとうの意味で結びつく民主的な形が作り上げられていくのじゃないか、こんなふうに考えますので、何とかその御婚儀の全部の模様が、テレビや報道陣等によって、詳細に国民にわかるような方法をさらに御研究いただくという余裕というものはないものか、この点についてお尋ねをしたいと思います。

発言情報

speech_id: 103115266X00119590323_011

発言者: 高田なほ子

speaker_id: 5350

日付: 1959-03-23

院: 参議院

会議名: 予算委員会第一分科会