高田なほ子の発言 (予算委員会第一分科会)
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○高田なほ子君 この点については、大へんくどいようでありますけれども、とくと御注意くださいまして、それでなくとも娘がお嫁に行くという場合には、親は借金を質に置くというわけですから、まさか正田家ではそういうことはもちろんないと思いますが、いずれにしても男の人が考えるような経費とはちょっと結婚の経費というものは違う。目に見えないところに大へんなお金がかかるのでありますから、十分にこの点については御注意いただいて、正田家にも意のあるところが十分伝わって御負担にならないようにしていただけるように再度御注意をいただきたいと思います。次にお尋ねしたいことは、義宮様もやがては御婚約にだんだんおなりになるのでありますが、ただ皇室の伝統は、やはり皇位継承という意味で御長男の方に重点が置かれるようでございます。しかし、新しい今日の民法は、長男も次男も三男も、あるいはまた長女も次女も、こういうような平等の原則に立っているのが新憲法の建前だろうと存じます。今回の東宮御婚儀にくらべて、平民で言えば次男に当られる儀宮様もこれらの御婚儀等については、今日は従来の伝統を継承するのではなくて、いかようにこれを取り扱うかというような点についても、相当新しい感覚で御留意なさる必要があるのではないか。こういう点について宮内庁としては、すでに御年配も近ずいておりますので、どういうお考えをお持ちになっていらっしゃるかお伺いすることと、もう一つは、清宮様の今度の御婚約でありますが、一万三千円のサラリー・マンである夫君になられる方に対しては、どんな困難にも堪えしのびますというような、そんなお話が新聞に載っておりました。私もこのお言葉には非常に感銘深く、また感激もしておるわけであります。まあ、しかし実際問題としては、なかなか一万三千円の生活というのは苦しい生活ですから、これは無理なことは申し上げるまでもないわけであります。将来の生活計画等については内々一部の報道陣等についても出されているようでありますが、正式の機関ではどんなふうにおなりになるのかという点については御説明いただく機会がありませんので、幸いおいでになりましたので、その点についても予算の上から御説明をいただきたい。