坂本昭の発言 (社会労働委員会)

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○坂本昭君 一番最初に申し上げた昭和三十一年に朝鮮から帰って来た日本の同胞の場合ですね、あの場合は数はわずか三十数人でした。しかし、非常にいい待遇を受けていましたし、おそらく帰られた方々は厚遇を受けておったことを感謝しておると思うのです。あのときは正確な金額は覚えておりませんが、五、六万円くらい何か金をもらって帰ったのじゃなかったかと思います。そうしますと、今度は非常に数が多いので、あのときと同じ程度のことをして差し上げるということはなかなか困難かもしれませんが、少くとも人道主義的な立場で、日本として恥かしくない程度のことは私はして差し上げるべきじゃないかと思う。特に今、日本におられる朝鮮の諸君の生活というのは非常に悪いということ、まあ生活保護を受けておられる人も非常に多い。たしか二十数億ぐらいがそのために生活保護費として使われていると私も聞いているのです。そうしますと、そういう人たちがあまりにみっともなくない格好で日本から朝鮮へ帰られる。そのためにまあどの程度のことを赤十字としてはして差し上げる所存であるか。仕度料の金額まで、こまかいことまで追及するのもいかがかと思いますけれども、ある程度のことをして差し上げないと、ボロのままで帰るということでは、これはどうもちっとみっともないのではないかと思うのです。それで今の仕度料のことなども含めて、どういう御方針でおられるか、赤十字並びに援護局長に伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 103214410X00219590810_015

発言者: 坂本昭

speaker_id: 17950

日付: 1959-08-10

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会