福田赳夫の発言 (農林水産委員会)

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○国務大臣(福田赳夫君) 米の集荷配給制度、これを廃止する考えはありません。
 それから価格政策をどういうふうに持っていくかというお話でございまするが、私は、農林漁業の事業に参加されている方々の所得が充実され、しかも、その所得を使いまして生計を営み、その生計水準が向上するということが、ただいまも申し上げましたように、農林政策の中心課題であるというふうに考えておる次第でございますが、これは何といたしましても一番問題になるのは生産性の向上という問題だろうと思います。農林漁業の生産性を向上する、これに主軸を置き、そうして同時にまた、農村の生活水準を改善するための生活環境の整備、これは農村に水道が津々浦々引けるようにいたしたい、また農村に生まれる子供の就学につきましては、機会均等ということが与えられたい、またさらには、医療制度も完備いたしまして病気になった場合も差しつかえないとか、あるいは保育所の問題でありますとか、いろいろありまするが、そういうあらゆる国政の分野を通じまして農村の生活環境を改善する、これは非常に重要な問題だと思います。ただ所得増加要因としての価格につきましては、価格政策というものが国の経済全体に及ぼす影響ということを十分に考えなければならない、こういうふうに考えておるのでございまして、やはりこれは経済の伸展の速度等と関連いたしまして弾力的に慎重に考えていかなければならないというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 103215007X00119590706_009

発言者: 福田赳夫

speaker_id: 20078

日付: 1959-07-06

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会