福田赳夫の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(福田赳夫君) ビートの問題につきましては、まったく私はただいま白紙でございまして、この米の問題でも済みましたならば少し検討を始めなければならぬというふうに考えておる段階です。しかし、前々から私は、ビートは大いにこれを日本でやらなければいかぬという考えを持っておるものでございまして、一億ドルも甘味料を輸入しておる。しかも、その輸入先はキューバが主である。しかも、そのキューバには日本の見返りの品物がほとんど出ないというようなことは日本の経済構造から見まして、はなはだ不利益であり、また不自然である、こういうような感じから、イギリスやあるいは西ドイツやイタリアのように、日本においても甘味はテンサイ糖によって自給するというところまでいくべきであるということを議論として持っております。ことしの予算の編成に当りましても、私が主張いたしまして、それで関税、消費税の改正をやって、そうしてこのビートが育ちいくような環境を作ろうということをきめたようないきさつもあるくらいで、私は、農林大臣になった以上は、甘味、ビートを北海道のみならず、暖地におきましてもこれを育成するというために、あらゆる努力を払っていきたいというふうに考えております。ただ、お話の、北海道の現実の問題につきましては、まだ全然白紙の状態でありまするので、まあこれから皆さんの御意見も承わりながら、ただいまも申し上げましたような線を実現できるような最善の方策いかんということを結論づけていきたい、かように考えております。