岸信介の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(岸信介君) 私どもの改定の根本の考え方は、形式的には新しい条約を締結するという形式をとるつもりでおりますが、現在あるところの安保条約の不合理な点を改めていく、そうして日本の負うところの義務は、もちろん憲法の範囲内であり、現行のこの安保条約以上に出でないということを前提として大体考えられておるわけでございます。しかして現在の安保条約が日本の安全を保障するということと、極東の平和を維持するという二つの目的を持っておることは御指摘の通りであります。この両者の関係は、きわめて相関的な関係があることも御承知の通りでございます。今回の改定におきましても、私はそういう点において根本的な変化があるものとは考えておりません。また、改定の内容について御質疑があれば、具体的にお答えを申し上げますけれども、条約そのものの根本的な本質が変ってくるとは私どもは考えておりません。

発言情報

speech_id: 103215261X00219590703_015

発言者: 岸信介

speaker_id: 6788

日付: 1959-07-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会