千田正の発言 (予算委員会)

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○千田正君 ただいま首相は現われてきた結果、いわゆる選挙違反、その他いわゆる選挙法の改正、いろいろの点について所信を述べられましたが、実は現実の問題としまして、本日も社会党の羽生議員がこの参議院の運営の点について、まことに警告に値すべき、またわれわれとして主張しなければならない参議院の立場を主張しておられましたが、あなたは自由民主党の総裁として、特に今申されたような所信を持っておられるとするならば、おそらく参議院の運営というものに対しましても、憲法上あるいは国会法上に置かれたところの二院制度の自主性というもの、参議院の尊厳というもの、こういうものに対しても、あなたの政党に対しての十分なる指導なり、抑制を働かすべきではないか、私はそう思うのであります。たとえば議長、副議長の党籍離脱の問題、あるいは常任委員長の問題等、過去のよい慣習が、大多数を得たからというて、次から次へと破れていく、こわされていく。その結果、あなたが企図しておるような公明選挙への道、あるいは民主主義への理想の道というものが、この国会の運営の場においてすでにくずされていくということを現実に見ましたとき、私はあなたのお考えになっておることは非常なけっこうなことであるが、足元からくずれていくのじゃないか、こういうようなことを、国民の一人として悲しむものでありまして、参議院としてなさなければならない機能、そして置かれたところの厳粛なる憲法下におけるところの参議院の運営に対して、総理大臣並びに一党の総裁としての岸首相のお考えを、さらに明確にお伺いしたいと思うのであります。

発言情報

speech_id: 103215261X00219590703_068

発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1959-07-03

院: 参議院

会議名: 予算委員会