井野碩哉の発言 (法務委員会)
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○井野国務大臣 今回の事件に対しまする詳細の内容は、ただいま警視総監、警察庁長官からお話がありました。私もこの問題は事前に法務省所管の公安調査庁から事情を伺っておりまして、大体七万人の集団のデモが陳情を名として国会周辺に押し寄せるということを伺っておりました。しかしそのときの判断では、七万人でなくして二万数千人ではなかろうかという情報も受けておりましたので、その旨を二十七日の朝の閣議に私は報告を申し上げて、大体警備状態等につきましても警視庁とよく連絡をとっておりましたので、ただいま警視総監からお話があったような実態を御報告申し上げておきました。そして事態の推移を見ておりますと、われわれが想像しておりました以上の混乱を生じまして、まことに残念に存じたのでございますが、こういう事態が国会というような神聖な国事を議する場所を目当てに惹起したということは非常に残念なことで、今後こういう事態の起こらないように善処すべきは当然でございまして、従いまして、党の方とも十分連絡をとって、今後こういう事態の起こらない処置はいかなる処置がいいかということについては、考究をいたしたいと考えております。
法務省といたしましても、たとえば国会周辺のデモ禁止の法案を作るといたしましても、これは公安委員会がまず第一の主管でございますから、その方ともよく連絡をとりますし、また裁判所方面の集団デモの禁止につきましても、よくそういう方面とも連絡をとりまして目下研究をいたしております。目下はその問題について研究中であるということを申し上げておきたいと思います。
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