松野鶴平の発言 (議院運営委員会)

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○議長(松野鶴平君) 阿部君の御質疑に対してお答えいたします。私はどういうことをしなければいかぬ、こういう意味において議長はその案を持っておるわけではない。しかし、お互いに良識ある議員として考えた場合においては、議長として、私はあのまま黙過することは、議院の体面上また責任上あのままではいかぬ、こういう意味において私の談話は発表したわけでありまして、私の談話に対しては、阿部委員も言われた通り、あれにはおそらく何人も反対せられるはずはない。議院としてはああいう不祥事はまことに遺憾だ、これに対しては今後起こらないように適切な処置をしなければならない。これに対しては考えてもらえることだと思う。ということは、いわゆる議員諸君のおのおのの責任において考えてもらうことだと思っておる。これは国民に対して私は発表すべきだと思ってやったのです。
 それから、この具体的な案をいかにするか、こういうわけでありますけれども、これは議長の職務は議長の職務ですけれども、こういう問題は、議員諸君のお考えによって処置は講ぜらるべきであるから、議長はかかる案を持っている、こういうことを議長が示すべきものでは私はないと思う。それはそのときの実情に照らして、いかにすればああいう陳情が議院に押しかけて来ないように、神聖な議場を汚さないように、国民に安心を与える方法は、おのずから皆さんによってこれは研究してもらうべき問題だ。これには、参議院においては議院運営委員会を中心にして、すべてのことが討議研究、結論を得て、そうして議院の運営を全からしめるというのが、私の心からなる真意であります。で、そういう意味において、私は、こうすることによってああいう問題が再び起こらない、こういうことは、私みずからの案は、かりに個人としてはあっても、議長としては自分がまだ示すべきものじゃない。皆さんが示せとおっしゃるならばそのときの問題だけれども、これは皆さんが御研究下されば、おのずから適切な案が出るものと考えております。
 それから党籍の問題を例に言われたけれども、これは党籍の問題とは別です。私が党籍を持っておったからあの問題が起きたのじゃない。それで、衆議院における加藤、正木の両議員は党籍を離脱している。けれども問題は要するに起きた。これは外部がしたのです。党籍の問題はおのずから別です。私が党籍を持っているからこの不祥事が起きたというようなことに、まさかこれにくっつけちゃおられないだろうと思うけれども、その問題は私ははっきり別だ、こういうことを申し上げます。

発言情報

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発言者: 松野鶴平

speaker_id: 25959

日付: 1959-12-02

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会