赤城宗徳の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(赤城宗徳君) 相澤委員から厚木の飛行場等についてどういう状態であるかと、こういうことで、調査の上に御答弁を申し上げることになっておりましたので申し上げます。
 厚木飛行場の拡張計画につきまして最初に申し上げますが、この厚木飛行場は、昭和三十一年の一月十六日に在日米軍から、現存の滑走路八千フィートの両端に安全地帯設定用として約八十エーカー――約十万坪でありますが――の設備の追加提供の要求がありました。そのうちまた南側につきましては、その全部約六万五千坪、北側につきましてはその一部約二万坪、合計で約八万六千坪を提供する閣議決定を三十三年の十一月二十五日になされまして、現在までに南北で合計約八万三千坪の土地を買収いたしました。道路及び畑地灌漑等の用地約九千坪を除いて、七万七千坪の土地を軍に提供いたしているわけであります。
 それから安全地帯設定の用地として、北側は軍の要求によってなお不足する分約二万三千坪につきましては、現在慎重に検討中でございます。
 第二に安全地帯において米軍が実施中の工事を申し上げますと、工事の目的としてオーバーラン新設工事、これはオーバーラン周辺の道路境界の柵、芝張り工事等も含んでおりますが、これも昭和三十年八月二十七日に契約いたしまして、三十四年十二月二十八日に竣工の予定であります。予算額は八千四百二十四万円になっているわけであります。
 なお、御質疑の中で騒音の軽減の点についてどういうふうなことをしているか、こういうことであります。今年の七月下旬に横浜の調達局長及び内山神奈川県知事が地元民の要望に基きまして、厚木の基地司令官に対しまして同飛行場の騒音防止ないし軽減について特段の協力をしてほしいと、こういう申し入れがありました。これに対しまして基地司令官は特に夜間、時間にいたしますと夜の十時から翌朝の六時までの離着陸のエンジンテスト等は、やむを得ない場合のほかはこれを行わない、こういう約束をいたしまして、現にこれはその通り実施されております。
 それから飛行場に隣接する民家がありますが、これに対してどういう措置をとっているか、こういうお尋ねであります。飛行場に隣接しております民家の一部から、最近騒音及び危険等に関連いたしまして、集団移転等についての陳情があったのであります。なお、相澤委員からも非常に騒音がひどいのでお産などにも影響するのではないかというお話もありました。それにつきまして集団移転等の陳情等もありましたので、調達庁におきましては目下実情を調査中でございます。その結果特に騒音が著しく何らかの措置を講ずる必要があると、こういうふうに認められる地区につきましては、昭和三土三年度におきまして実施した板付飛行場関係の二俣瀬という部落がありますが、そこで集団移転を二十二戸したことがあります。それに対して補償をいたしておりますので、その補償の事案などの前例ともよく勘案検討した上で善処いたしたい、こういうふうに考えております。
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発言情報

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発言者: 赤城宗徳

speaker_id: 5392

日付: 1959-11-07

院: 参議院

会議名: 決算委員会