決算委員会

1959-11-07 参議院 全168発言

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会議録情報#0
昭和三十四年十一月七日(土曜日)
   午前十時四十四分開会
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  委員の異動
本日委員森中守義君及び坂本昭君辞任
につき、その補欠として栗山良夫君及
び藤田進君を議長において指名した。
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 出席者は左の通り。
   委員長     上原 正吉君
   理事
           大谷 瑩潤君
           岡村文四郎君
           野本 品吉君
           矢嶋 三義君
   委員
           川上 為治君
           上林 忠次君
           高野 一夫君
           谷口 慶吉君
           鳥畠徳次郎君
           仲原 善一君
           増原 恵吉君
           谷村 貞治君
           相澤 重明君
           北村  暢君
           栗山 良夫君
           武内 五郎君
           藤田  進君
  国務大臣
   通商産業大臣  池田 勇人君
   国 務 大 臣 赤城 宗徳君
  政府委員
   防衛庁長官官房
   長       門叶 宗雄君
   調達庁長官   丸山  佶君
  事務局側
   常任委員会専門
   員       池田 修蔵君
  説明員
   防衛庁経理局長 山下 武利君
   防衛庁装備局長 塚本 敏夫君
   防衛庁調達実施
   本部長     武内 征平君
   調達庁不動産部
   連絡調査官   大竹 健吉君
   通商産業省重工
   業局長     小出 栄一君
   会計検査院事務
   総局第二局長  保岡  豊君
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  本日の会議に付した案件
○昭和三十二年度一般会計歳入歳出決
 算(内閣提出)(第三十一回国会提
 出、継続案件)
○昭和三十二年度特別会計歳入歳出決
 算(内閣提出)(第三十一回国会提
 出、継続案件)
○昭和三十二年度国税収納金整理資金
 受払計算書(内閣提出)(第三十一
 回国会提出、継続案件)
○昭和三十二年度政府関係機関決算書
 (内閣提出)(第三十一回国会提
 出、継続案件)
○昭和三十二年度国有財産増減及び現
 在額総計算書(内閣提出)(第三十
 一回国会提出、継続案件)
○昭和三十二年度国有財産無償貸付状
 況総計算書(内閣提出)(第三十一
 回国会提出、継続案件)
○昭和三十二年度物品増減及び現在額
 総計算書(内閣提出)(第三十一回
 国会提出、継続案件)
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上原正吉#1
○委員長(上原正吉君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
 まず委員の変更を御報告申し上げます。
 本日森中守義君の辞任に伴いまして栗山良夫君が補欠として選任されました。
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上原正吉#2
○委員長(上原正吉君) 昭和三十二年度一般会計歳入歳出決算、昭和三十二年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十二年度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十二年度政府関係機関決算書、並びに昭和三十二年度国有財産増減及び現在組総計算書、昭和三十二年度国有財産無償貸付状況総計算書、及び昭和三十二年度物品増減及び現在額総計算書を議題といたします。本日は防衛庁の部を審議いたします。検査報告批難事項は第十七号から第二十三号までであります。本件に関し御出席の方は、赤城防衛庁長官、門叶長官官房長、塚本防衛庁装備局長、山下防衛庁経理局長、会計検査院の説明者は、会計検査院第二局長保岡豊君であります。
 まず防衛庁から前回の質疑に対しまして説明を求めます。
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赤城宗徳#3
○国務大臣(赤城宗徳君) 相澤委員から厚木の飛行場等についてどういう状態であるかと、こういうことで、調査の上に御答弁を申し上げることになっておりましたので申し上げます。
 厚木飛行場の拡張計画につきまして最初に申し上げますが、この厚木飛行場は、昭和三十一年の一月十六日に在日米軍から、現存の滑走路八千フィートの両端に安全地帯設定用として約八十エーカー――約十万坪でありますが――の設備の追加提供の要求がありました。そのうちまた南側につきましては、その全部約六万五千坪、北側につきましてはその一部約二万坪、合計で約八万六千坪を提供する閣議決定を三十三年の十一月二十五日になされまして、現在までに南北で合計約八万三千坪の土地を買収いたしました。道路及び畑地灌漑等の用地約九千坪を除いて、七万七千坪の土地を軍に提供いたしているわけであります。
 それから安全地帯設定の用地として、北側は軍の要求によってなお不足する分約二万三千坪につきましては、現在慎重に検討中でございます。
 第二に安全地帯において米軍が実施中の工事を申し上げますと、工事の目的としてオーバーラン新設工事、これはオーバーラン周辺の道路境界の柵、芝張り工事等も含んでおりますが、これも昭和三十年八月二十七日に契約いたしまして、三十四年十二月二十八日に竣工の予定であります。予算額は八千四百二十四万円になっているわけであります。
 なお、御質疑の中で騒音の軽減の点についてどういうふうなことをしているか、こういうことであります。今年の七月下旬に横浜の調達局長及び内山神奈川県知事が地元民の要望に基きまして、厚木の基地司令官に対しまして同飛行場の騒音防止ないし軽減について特段の協力をしてほしいと、こういう申し入れがありました。これに対しまして基地司令官は特に夜間、時間にいたしますと夜の十時から翌朝の六時までの離着陸のエンジンテスト等は、やむを得ない場合のほかはこれを行わない、こういう約束をいたしまして、現にこれはその通り実施されております。
 それから飛行場に隣接する民家がありますが、これに対してどういう措置をとっているか、こういうお尋ねであります。飛行場に隣接しております民家の一部から、最近騒音及び危険等に関連いたしまして、集団移転等についての陳情があったのであります。なお、相澤委員からも非常に騒音がひどいのでお産などにも影響するのではないかというお話もありました。それにつきまして集団移転等の陳情等もありましたので、調達庁におきましては目下実情を調査中でございます。その結果特に騒音が著しく何らかの措置を講ずる必要があると、こういうふうに認められる地区につきましては、昭和三土三年度におきまして実施した板付飛行場関係の二俣瀬という部落がありますが、そこで集団移転を二十二戸したことがあります。それに対して補償をいたしておりますので、その補償の事案などの前例ともよく勘案検討した上で善処いたしたい、こういうふうに考えております。
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上原正吉#4
○委員長(上原正吉君) ただいま坂本昭君が委員を辞任され、藤田進君が選任されました。
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上原正吉#5
○委員長(上原正吉君) 御質疑のある方は順次御発言を願います。
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相澤重明#6
○相澤重明君 ただいま防衛庁長官から厚木飛行場の拡張外面についての御説明をいただいたわけでありますが、まず第一に御説明をいただいた中に、十万坪の安全地帯設定要求に対して八万三千坪の土地を買収した、そうして七万七千坪を軍に提供したという中に、約九千坪の道路及び畑地灌漑用の用地を除いた、こうなっておるのであります。これは防衛庁がお考えになっておる道路とか、あるいは畑地というのは買収計画の中に含まれておったのかどうか、この点を最初に一つお尋ねをしておきたいと思います。
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赤城宗徳#7
○国務大臣(赤城宗徳君) 初めはお話のように買収計画の中に入っておったわけであります。しかし拡張をする過程におきまして買収されても困るというのもありましたので、道路のつけかえとか畑地灌漑を防衛庁の方で施行してあげる、ということで買収からは除いてあるわけであります。
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相澤重明#8
○相澤重明君 買収から除いてあるといってもこの道路、畑灌をはさんで用地というものは買収したのではないのですか、その点いかがですか。
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赤城宗徳#9
○国務大臣(赤城宗徳君) 事務当局から御説明させます。
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大竹健吉#10
○説明員(大竹健吉君) 事務上の説明をさせていただきます。先生御存じの通り基地内には県道がありまして、さらに県道沿いあるいは県道から分れて畑灌施設がございます。従いまして県道は基地の中にあるわけでございますので、今次買収した南側の端の方をなるべく通るように設計してつけかえ道路を作りたい、こういうような段取りを立てておるわけでございます。なお、畑灌施設もその県道沿いに出すことにしまして、結局フェンスの外に県道並びに畑灌施設をそれぞれ移設する、こういう計画で、その用地もおおむねその計画に見合うように、土地を買って下さいという申出のあった方々の土地を元にしまして、買収した次第でございます。
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相澤重明#11
○相澤重明君 この基地の今拡張をされようとする所には県道があり、町道があるわけです。これに対して今防衛庁のお話を聞いておると、つけかえをする、当初はこの買収の中に考えておったけれども、一応道路や畑灌の問題であるからつけかえをするために一部除いてある、こういう御答弁だと私は思うのです。この点について町の当局者等にそういう点を十分連絡がとってあるのかどうか。これは私は非常に疑問だと思うのです。この点について率直な話を一つしていただきたいと私は思うのです、いかがですか。
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赤城宗徳#12
○国務大臣(赤城宗徳君) 道路のつけかえあるいは畑灌というものも買収をしたい、こういう話をしている中途におきまして買収を好まない、こういうことでありますので、それでは何か地元の要望があるのかということの話から道路をつけかえるとか、あるいは畑地灌漑をやるとか、こういうことで基地の使用に差しつかえない、また地元の要望にもこたえよう、こういう意味で道路つけかえあるいは畑地灌漑をやろう、こういうことになったように承知しております。
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相澤重明#13
○相澤重明君 私は地元でありますから、神奈川県の地元としてこの問題については全く遺憾である、ということを率直に申し上げなければならぬと思うのであります。そこで、まあしかし一応の話を誠意をもってされて、今後住民の不幸にならぬような形を防衛庁は講じなければならぬと思うのです。その点は特に私はこの際念を押しておきたいと思うのであります。
 それからいま一つお尋ねしておきたいのは、オーバーラン新設工事で八千四百二十四万円の予算で工事を本年の十二月に終了するわけでありますが、このオーバーラン工事をされた後にこれが滑走路になるのかならないのか、この点は特に私はやはり長官からこの際言明をしていただきたい。もしこの問題について長官のお答えいかんによっては、私どもはやはり重大な問題として追及しなければならぬ点がたくさんあると思うのであります。この点について誠意ある答弁を一つ願いたいと思うのです。
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赤城宗徳#14
○国務大臣(赤城宗徳君) オーバーラン新設工事が今お話のようにことしの十二月に完了の予定をもって契約されております。これは米側との約束もありまして、オーバーランとして使うということで滑走路として使わない、こういう約束になっておりますから、滑走路にするということはない、こういうふうに考えます。
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相澤重明#15
○相澤重明君 そこで、大臣はこのオーバーランの工事はごらんになりましたか、なっておりませんか。
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赤城宗徳#16
○国務大臣(赤城宗徳君) 厚木飛行場には行きましたけれども、まだこのオーバーランの工事は見ておりません。
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相澤重明#17
○相澤重明君 現地を見ておらなければまだわからぬと思うのでありますが、今工事はかなりもう進んでおります。そこで今度は滑走路を根本的に改修をするというお話は防衛庁は聞いておりますか。
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赤城宗徳#18
○国務大臣(赤城宗徳君) 聞いております。滑走路の何といいますか、コンクリートの厚さを厚くするというようなことで改修をするという話を聞いております。
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相澤重明#19
○相澤重明君 それはいつから実施をいたしますか。
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赤城宗徳#20
○国務大臣(赤城宗徳君) いつから実施するかは私は聞いておりませんから、事務当局から答弁をさせます。
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大竹健吉#21
○説明員(大竹健吉君) 非公式の軍側の連絡によりますと、大体来年の一月ごろ着工して五月ごろに完成したいというふうに聞いております。非公式でありますが。
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相澤重明#22
○相澤重明君 その通りだと思います。そこで、今のオーバーランに同じような形で改修をするということは、一体どういうふうにお考えになりますか。今、十二月二十八日にオーバーランは完成をする、そのオーバーランと同じような形で今の飛行場の滑走路を改修する、こういうもし一月から五月までに改修をするということになると、どういうふうにこれは関連をあなた方はお考えになりますか。専門家としてあなた方の考えもあるでしょう。一つお聞かせを願いたい。
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赤城宗徳#23
○国務大臣(赤城宗徳君) 滑走路は非常にいたんできておるので、その滑走路を改造といいますか改装したい、こういうふうに私は聞いておりまするので、オーバーランとの関連において、たまたまオーバーランの完成時期のあとにということになりますが、それと関連してということではないように私は聞いております。
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相澤重明#24
○相澤重明君 長官、これはだれが考えても、米軍の予算が厚木飛行場基地のために特別に実は組まれたということは、すでに御承知の通りだと思います。それで、今まで厚木飛行場の拡張ということは、何年も前から軍の強い要望であったことは事実なんです。しかし、日本の国情、あるいは防衛庁、調達庁の意見は、地元の人たちの拡張に対する反対の意見で、どうしてもこれは困ると、こういうことで、今日まで実は防衛庁なり調達庁としては、これは米軍の要望に沿うことができなかったのじゃないかと、こう私は理解をしておるわけです。ところが安全地帯を一応作るということで、しかもこのオーバーランは、当初は、実は農民がこの飛行機のあおりのために実際両側の農地というものは役に立たない。そこで、どうせこういうふうにいけないのなら、それなら一つ補償をしてもらいたい。こういうところがそもそも買収に応ずるという問題だと思うのですよ。そこで、安全地帯という名前によって実は今回のこの工事が行なわれておるのでありますが、今のジェット機の滑走の状況を見るとこれでいいのかと、今の幅員なり距離で、はたして今後の性能が非常に高度化した戦闘機等の離着陸に完全なんだろうか、こういう点を米軍は相当心配していると思うのですよ。それに対して防衛庁が、これは今までのお話では、そういうことは考えておらないと、こういうまあお話だけではちょっと納得できないような気がするのですが、その点は赤城防衛庁長官としては、今まで米軍にお断わりをし、現在の滑走路についてはこれを延長する考えはない、こういうことを現在、今後もあなたがそういうふうにお考えになっておるのかどうか、この点再度一つ確認しておきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
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赤城宗徳#25
○国務大臣(赤城宗徳君) 相当性能のいいジェット機でも滑走路といたしましては八千フィートあれば間に合うと、こういうふうに承知しております。でありますので、現在の滑走路において間に合う。ですから、しいてオーバーランを滑走路にする必要はないと私どもは考えております。なお、先ほど申し上げましたように、オーバーランの分を滑走路にはしないという約束になっておりますので、その点は御心配はまあないと、こういうふうに考えております。
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相澤重明#26
○相澤重明君 それから、この中であなたが御説明になったところのあとの二万三千坪の不足分については目下検討中である、こういう御説明でありますが、これはやはりあくまでも閣議決定の線に沿って買収を強行すると、こういうお考えなのかどうか、この点いかがですか。
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赤城宗徳#27
○国務大臣(赤城宗徳君) 御承知のように、私どもは閣議決定はしておりましても、基地の拡張とかなんかであくまで強行するということは考えておりませんので、できるだけ地元の人の了解を取り求めてやろうと、こういうことで進めておるわけなんであります。
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相澤重明#28
○相澤重明君 次に、さきほどお答えをいただきました民家の騒音等に対する補償の問題でありますが、先日私が本委員会で申し上げましたように、妊婦の場合にはお産のごときも非常に困難だと、こういう現実の点を私も実は聞いておるわけです。すでに一人の方は四カ月このためにお産が延びてしまって、現在お産はされたのでありますが、しかも非常に成長が困難な状態のように病院側でも見ておるようであります。この今までの厚木の問題については、先ほどの長官の御答弁では、本年六月内山神奈川県知事なり横浜調達局長の申請に基づいて、厚木司令官との話をしてそうして現在はそういう点について検討をしておるというようなことは、まことに私は怠慢だと思うんだ、調達局にしてもあるいは防衛庁としても。もう厚木基地が開設されてから何年になっておるのでしょう。こういう点を私は率直に長官に――長官も新しくなったのですから、長官を責めたところでしょうがないんだけれども、長官としてはしかしやはり最高責任者なんだから、あなたはもっと誠意ある仕事を進めていただかなきゃならんと思う。そういう実際に飛行機の騒音のために苦労されておる、医者にかかってもなおかつ子供の生育も非常に困難な状態になっておる人たちに対して、あなたはどうお考えになっておるのですか。
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赤城宗徳#29
○国務大臣(赤城宗徳君) お話ごもっともなんでありますが、そういうことで、私どもといたしましても、御承知のように、こういうジェット機の基地の近くの学校等については防音装置を、法律的でありませんが、予算の御協力を願って防音装置をしておる、あるいはまた病院等につきましても防音の装置をする費用を出すと、こういうようにできるだけ地元の人に迷惑のかからんように配意をいたしておるわけであります。ただ、今お話のように個人の問題等につきまして入院されておらないような場合でしょうから、そういう場合にどういうふうなところまで措置をとるかということにつきましては、まだどういうふうにしていいかという結論は持っておりませんけれども、私どもといたしましてもいろいろ考えなくちゃならんと検討をいたしておるわけでございます。
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