栗山良夫の発言 (決算委員会)
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○栗山良夫君 それから、第二に、先ほど矢嶋君からもしばしば赤城長官に対して、こういう昨年からもみにもみ抜いたところの戦闘機種決定の問題について、責任の所在を明確にしろということを言われておる。ところが、これについては赤城長官は遺憾の意さえ表明せられておりません。私はこれは非常に不穏当だと思います。今年の春の通常国会における参議院の予算委員会におきましても、私はこの問題について委員として言及いたしております。当時の伊能防衛庁長官は、公けの席において、あるいはまたプライベートな話においても、グラマンが適当である、自信を持っておるということは、しばしば私はこの耳で直接聞いております。従って、当時の国防会議の中においても、防衛庁の中において、あるいは閣僚の中においても、グラマンを推進せよという強力な力があったことは、これは見のがすことはできません。にもかかわらず、自民党の一部における批判、さらにわれわれ社会党の強烈なる批判の前にグラマンの決定を押し切ることができなくて、そうして今日まで延びてきたのであります。そうして延びてきた結果が、われわれが主張したことが正しくて、そうしてあれほどまでにグラマンを熱心に強行しようとした諸君の意見というものがだめであったということが、源田報告をあなたがここで述べられるように百パーセント信用するとするならば、証明されたわけであります。源田報告を通じて。そうすれば国防会議に列席してグラマンを主張したところの議員の諸君、あるいは閣僚の中のグラマンを推進した諸君、防衛庁の中におけるところの行政官の諸君、こういうものは政治責任、行政責任というものをひとしくとるべきであると私は思うのであります。ところがこれについて矢嶋君も相当激しく追及をされたのでありますが、行政責任をとるどころの騒ぎではありません。遺憾の意さえ赤城長官は表明しておられないのであります。これでは国民は約得することはできないと思うのであります。この点はどういう工合に釈明せられるか、明確にしておいていただきたいと思うのであります。