栗山良夫の発言 (決算委員会)

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○栗山良夫君 重ねて、大へんくどいようですがね、白紙にことしの六月還元して出直して、新しく純粋な気持で当たったからそれでいいのではないか、こう簡単におっしゃいますけれどもね、白紙に還元の態度決定を内閣がするまでの、あの前のおよそ一年間の国会の内外におけるやりとりというものを、あなたは冷静にもう一ぺん思い起こして下さい。特にですよ、衆議院においては与党の委員長である田中彰治決算委員長は、この事態を究明しようと思ってどれほど努力をしたかわかりません。にもかかわらず、その努力に対して与党は協力しましたか。ことごとに反対をして、そうして田中彰治委員長を窮地に陥れようとする動きすら行なわれたのであります。それほどまでに防衛に防衛を重ねて、自衛隊が決算委員会の防衛に当たって、一生懸命に防衛を重ねて、その結果なお防ぎ切れなくて、白紙還元になったのであります。衆参一致して各委員会で述べられた速記録をごらんになれば、全部一貫しております。でありまするから、最近の日本における政治の一番大きな欠陥は、政治家がちっとも責任をとらないということであります。行政官が責任をとらぬというところに問題があります。これほどまでに世間を騒がせ、一千億に及ぶような巨額な血税を使うということでありまして、今お聞きすれば、まだ値段もきまっておらない。そういうようなことでありまするから、従ってこういう問題について、やはり政治責任、行政責任というものをぴしぴしととっていく、そういう体制を作っていくところに私は政治の明朗化、行政の明朗化が出てくると思う。これは私は防衛庁長官の責任において、問題をぼやかさないで明確にせられる必要があると私は思います。これは私の意見でありますが、そう思うのであります。もう少しよくこの問題の深刻な国民に与えた影響というものを考えられ、おそらくこれで私はおさまらぬと思います。また国民の中からはいろいろな批判が出てくると思いますが、国民をして納得せしめる上において政治責任、行政責任というものをとる、こういう態度をきめられて善処せられるべきではないかと私は思うのであります。重ねて要請しておきます。

発言情報

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発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1959-11-07

院: 参議院

会議名: 決算委員会