小出栄一の発言 (商工委員会)
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○政府委員(小出栄一君) 私ども事務当局といたしましても、この春以来、非常に問題になっております、また具体的にいろいろの事件が頻発いたしております競輪のあり方につきましてほ、非常に私どもといたしましても遺憾に思っておりまして、その処置につきましては、しばしば衆議院あるいは参議院の委員会等におきましても、私から御説明申し上げましたような措置をとって参ったのでございまして、決して私どもは何とかしてこの競輪をそのままの姿で維持したいというふうな心がまえで事に処しているわけではございません。何とか、少くともこの法律が存続しておりまする限りにおきましては、この運営をできるだけ弊害を少なくし、適正にするようにどうしたらいいのかということにつきまして非常に頭を悩ましておるわけであります。特にこの日本自転車振興会の役員の人事等につきましても、いろいろ各方面からお話を伺っております。しかしながら、私どもといたしましては、一応通産大臣の認可に基づきまして選任せられました役員でございますので、もしそれらの役員につきまして非常に不適正な者が出てくるということになりますれば、もちろんその際には、役員の人事につきましても、当然考慮しなければならぬと考えておるわけでありまして、特に会長でありまする松本さんからは、この夏騒擾事件が起こりました直後におきまして、私のところに非公式ではございまするけれども、進退についてのお伺いもあったわけであります。しかしながら、やはり会長としての責任がございますので、少なくとも事件の跡始末なりあるいは今後の運営につきまして、十分一つ責任をもって指導するという決意を述べられましたので、一応私どもといたしましては、その実績を見た上でさらに考慮いたしたい、こういうことで、一応現在の陣容で進んでおるわけでありまして、決して私どもといたしましては現状をもって満足しておる、あるいは現状が非常にいいんだ、それをそのまま存続すればいいのだというふうには毛頭考えていないわけでありまして、そういう意味におきまして、近く十八日に開きます競輪審議会におきましても、今後の競輪の存廃問題という根本的な問題ももちろん討議していただきまするけれども、その存廃問題の決着がつきますまでの間において、競輪の運営をどういうふうに適正化したらいいかということにつきましても、ある程度私どもといたしましても案を作りまして、これにはかって御意見を伺いたい、かように考えておる次第であります。