米田勲の発言 (地方行政委員会)
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○米田勲君 関連して。ただいまの警察庁長官の説明をお聞きして、ちょっと関連してお聞きしたいのですが、実は、当日私は、国会議員のたすきをかけて、首相官邸の下の特許庁の方から請願に上がって来た人たちの方に私はいたわけです。私のいた位置は、警察官が防いでいたうしろにいた。ところが、当日車で、ジープや何かでたくさん鉄かぶとを持って来ている、それから、請願に上がって来る人たちを押えるために、トラックや車をあの狭い道路に三列に押えて、私のうしろから見ていた状況だと、一番右側の方は、大人が二人通れないくらいの幅であり、まん中の所は、一人がやっと車の間を通れるという幅なんです。そこで、若い人たちが先頭に立って、盛んに争っておりました。私は、社会党の人たちのあらかじめの話では、請願に出かける者たちが特許庁の前の方から行くが、おそらく警察はこれを途中で阻止するのじゃないか、従って、できるだけけが人を出さないようにめんどうを見てやってくれ、それから、大体四時になったら、ここへ来ている人たちを引き返させて、そうして労働省の方ですか、あちらの方に連れて行かせて、そこで流れ、解散をすると、こういう予定だからということを私はあらかじめ言い含められていたわけです。で、警察のあそこの部隊の人たちにも国会議員の私たち話をして、乱暴な状態が起こって、けが人が出ては困るから、もうあとわずかだし、私のわずかだということを話した時期は、もう四時まであと十分ぐらいだったので、それで、私が見ていたのでは、私の方は、まあひっかき傷ぐらいの程度はあったのかもしれませんが、あまり大したけが人は、幅が狭いですから、なかった。ところが、四時十分前ぐらいの時刻になったら、私は警察官のうしろに立って見ていたわけですが、急に、その狭い通路を守っていた警察の人たちがあけて、なだれを打ってその若い人たちが中へ飛び込んできた。それからあとは全然阻止しませんでした。それから、このまん中の方の、車と車の間に人が一人通れるぐらいの幅の所は、全然それは、十分前ぐらいの時刻からは、だれも警察官は阻止しない、なだれるように全部行ってしまうまで。私は黙って見ていたのです。おそらくこの首相官邸付近で、またもう一つ警察の方は阻止態勢をしいているんだから、結局この人らが行ったって、向こうの袋の中のネズミのような状態になるのであって、引き返してくることと思って、私は黙って、全部行ってしまうまで、最後まで見ていたのです。私は、そのときの状況と今の長官の話を比べてみると、従来にない分厚い警備態勢をしいて、徹底的な防御態勢をしいておったんだ、こういう御説明ですが、四時十分前からの特許庁のあそこに集結していた警察の部隊は、どういうわけで、あの狭い、車と車の間の、ほとんど自由には何人も通れないような狭い所をあけて、そしてなだれを打ってあの若い人たちがどんどんこの首相官邸の方に走り込んでいくような状態にしたのか、私は不思議に思っていたのです。それで、何にも阻止しないから、私の判断では、先ほど申したように、おそらくもう一つ向こうで、ここよりももっときびしい阻止態勢をしいているから、ここの所はまあ適当でいいんだな、それでああいうふうにして自由に行かせるんだな、こう判断をしておって、全部行ってしまってから、戻ってこないので、不思議に思って行ってみたら、もう首相官邸の前の阻止態勢なんていうものはないんです。これを見ていた私は、今の話を聞いて、どうして四時十分前に——私は、四時になったら、みんなに帰るように勧告をするからという話をしておったのに、十分前になって、急にあの狭い通路を開いてしまって、どんどん人を入れたのか。そのときの警備の責任者のお話を聞いておられると思いますが、それと今の説明の全力を尽くして防御態勢をしいたということと、あまりにも事実が食い違っていると思う。そのことについて、関連して一つ事情をお聞かせ願いたい。