小倉謙の発言 (地方行政委員会)
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○説明員(小倉謙君) 今お話の特許庁の所という、まあ場所がどの場所であるか、私ははっきりつかみ得ないのでありますが、おそらく私は、はなはだ失礼でありますが、一部分の所のお感じをもって今お話があったと思うのでございます。全般的に見ますると、特許庁の付近に集まりました多数の集団の中に、やはり全学連を初め、激しいものが相当数おりまして、これが、先ほどお話がありました、こちらで制止線として並べました車を乗り越えて入ってこようとする、こういうような事態もあり、また一方におきまして、東大生の一部分が国会の正門の方に早くから来ておりました相当数のものがありまして、これが総理公邸方面、この特許庁に通する方ですね、その方に警察官として制止をしておる。さらに、地下鉄から上がってきております学生あるいは労働組合員、この三、四百人、これもあの方向に制止をしておる。そういうような全般的な警備の情勢から、現場における指揮官といたしましては、最も適切なる制止の方法を考えて、行動をいたしておったと思うのであります。
なお、ほとんどけが人もないようなというふうにお話がございましたが、やはりこのもみ合い状況は、テレビ等でも出ておりまするが、かなり激しいものがありまして、グランド・ホテルの付近あるいは総理公邸の坂下あるいは総理公邸の前あたり、ここらでかなりのけが人が警察官側にも出ておるのであります。決して警察側において何らの措置なく、そのようなデモ隊を通過させたというようなことはないと、私はこういうふうに考えております。