小倉謙の発言 (地方行政委員会)

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○説明員(小倉謙君) 全学連が入るのをとめたのは自分一人であると、こういうお話でございますが、それは、その一カ所についてだけ言えば、あるいはそういうことが言えるかもしれませんが、そういうことは私は絶対にないと思っておるのでありまするし、また、そういうふうな点は、テレビや写真その他にもたくさん写っておるのであります。現にチャペル・センター前で、全学連及び労働組合の激しいものたちが突破いたしまして、その際には、非常な負傷者を出しておるのであります。そのデモ隊が一時人事院方向に規制されつつあったのでありまするが、片一方における負傷者の救出、さらにその面からの他のデモ隊の制止の突破というようなことが重なりまして、人事院の方向に規制されつつあったデモ隊が国会正門に殺到してくる、こういうような状況であったのであります。そして国会正門の警備につきましては、これは、理事会でも申し上げたと思いまするが、相当数の警察官をここに用意しておったのであります。しかるに、その警察官のまたかなりの部分を地下鉄あるいは総理公邸あるいは第二議員会館、この方のデモ隊の非常な勢い、状況に応じまして、その方に急派しなければならない、こういうような事実があったのであります。従いまして、国会正門前にデモ隊が殺到してきたという際には、当初配置しておりました警察隊は、それほどの多数の警察隊が残念ながらいない、こういうようなことは事実としてあったのであります。ただ、お話のように、決して警察官が拱手傍観しておったような事実は絶対にない、私はこういうふうに存じます。
 それから、淺沼書記長の点は、いろいろ御議論があるのでありまするが、私が理事会で申し上げたのは、淺沼書記長を含めて、社会党の国会議員の数名及び労働組合デモ隊関係者の代表といいますか、そういう人たちが何名ですか、十数名以上あったと思いますが、その人たちが正門を入った時間と、それから、デモ隊が正門を突破して構内になだれ込んだ時間と、そういうような時間的な関係は接近した関係にある。しかしながら、これがどのような関係にあったかということは、今後十分調査をいたしたい、こういう答弁をいたしたつもりでございます。

発言情報

speech_id: 103314720X00819591208_025

発言者: 小倉謙

speaker_id: 18884

日付: 1959-12-08

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会