亀田得治の発言 (農林水産委員会)
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○亀田得治君 だから、ほんとに起工承諾が三分の二あっても、この七十九名という確認書が正しいとすれば、むしろ、いやいやで起工承諾を押しているということになるかもしれない、ダブるところは。そうとは私は断定しませんよ。あるいは起工承諾が正しいのであって、再確認書の方が部落のいろんな運動なんかがあって押したというふうにあなたの方ではお考えになるかもしれない。しかし、その辺はもっとざつくばらんにしたい、明らかにしたら私はいいと思うのですよ。だから、これが非常に納得いかないのです。賛成せぬものを賛成した、したと、こういうふうなことを言われるのは心外だということが一つ大きな問題になってくるのです。それからもう一つは、大体、起工承諾をされたような人は、あまり村に関係のない人が多いわけなのです。今度は中身の問題ですがね。それで、この水没に反対しておる農家は、古い農家でほんとの百姓という立場の人が多いのです。で、私はそういう点を数学的に明確にするために、賛成、反対者の宅地、農地、山林、この比率をとらしてみたわけなのですが、それによりますと、七五%に進ずるわけです、水没反対者の方が。この七五%というのは、先ほど申し上げた七千九戸についての集計です。だから、この何戸という、その数もさることながら、やはり農村における一つの傾向というものをとるためには、ほんとうに農村に密着しておる諸君、そうでなしに、つまり疎開等できた、幸いこういうことで多少でも金もらえりゃ渡りに舟だといったような、そういう感じの諸君と、これは全然違うわけなのです。で、そういう点も理解されないで、ただその数がこれだけになった、なったと、こう言われることが、ともかく心外でならない、こういうふうにその諸君は訴えるわけなのです。私はだからそういうものはことさらに何か促進側に有利なような理屈をこね上げる、こういうことじゃ、ざっくばらんな話、こういうことにはなっていかぬと思うのでね。この土地の所有関係ですね、共有地は別として賛成、反対者のそういう点等は、農林省の方でどういうふうに見ておられるのかお聞きをしたい。