栗山良夫の発言 (風水害対策特別委員会)
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○栗山良夫君 私がお尋ねしたいのは、台風の予報が出てから、建設省としては出先機関を通じて具体的な措置をなさったというのでありますが、その措置というのは、具体的にどういう措置をなさったかということを伺いたいわけであります。たとえば、これは昭和九年の大阪地方を襲いました高潮のときですね、私はちょうどそのときにはある仕事に従事しておりまして、青年のときでありましたが、現地をよく承知いたしております。あのときでも、ちょうど高潮の時期に時間的に工合よくマッチするように不幸ながら台風が訪れて、ああいう事態が起きたわけであります。今度の場合もあれと全く同じ状況であります。しかも気象台の報告は、刻々ものすごい規模の台風が今進行中であるということは、繰り返し繰り返し伝えておったわけであります。しかも高潮の時期である、時間的には気象台の発表によれば、それがちょうど重畳する時期ということははっきりしておったわけであります。そういうような、もう突然あれは出たわけではございません。前からも情報がずっとあったわけでありますが、そういう事態の重大性というものを認識されて、建設省の出先機関は本省の指令によって、どういう対策をとられたか、具体的にとられたか。また港湾等でありますから、関係省でありまする運輸省とは具体的にどういうことをおやりになったか。あるいはまた自衛隊の出動などということも考えなければならぬでありましょうが、そういうような横との連絡を十分に具体的におとりになったかどうか、こういう点を、その災害発生の直前あるいは直後におとりになった処置について、具体的に伺いたい。