田中一の発言 (風水害対策特別委員会)

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○田中一君 今の各大臣の気持はわかりました。そこで三十三年に建設省が策定しておるところの新治水緊急五ヵ計画、これがいまだに閣議決定になっておらぬということを聞いております。御承知のように、われわれは昭和二十八年の災害のときにも、内閣は急遽緒方副総理を首班として対策本部を総理府の中に作り、そうして抜本的な対策を立てるのだという構想を発表し、それが旧五ヵ年計画の骨子になっておりますが、それすら実は閣議決定になっておらなかったのでございます。われわれは各委員会で、あれだけの構想を持って出発したところの五ヵ年計画というものは実施されるものである、むろんこれは閣議の決定されたものであるというような誤認をいたしまして、この推進に努力して参ったのでございますけれども、これはそうでなかった。現在建設省は内閣に、総理府に提示しておりますところの新五ヵ年緊急計画にいたしましても、いまだ閣議決定になっておらぬ。これは一体何によるものか、ことにもう三年間の実績を見ましても、ただ三五%できたにすぎません。一体これに対しては、総理は今回の新治水事業緊急五ヵ年計画、これに付随するところの財源等の特別会計算、どういう御見解を持っているか。かつての二十八年災のときには、燃えるような意気をもって、国民を瞞着しながら、それを実行に移しておらないという事実、今回も三十三年策定したところのこの計画に対しては閣議決定しておらぬということは、総理は一体どういう考えを持っておるのか。そうしてこれを今回の災害によってあるいは改定すべきものは改定し、いつごろこれを政府の方針として打ち出すつもりであるかどうか、この点について明言願いたいと、こう思います。

発言情報

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発言者: 田中一

speaker_id: 27021

日付: 1959-11-27

院: 参議院

会議名: 風水害対策特別委員会