佐藤榮作の発言 (風水害対策特別委員会)
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○国務大臣(佐藤榮作君) 新聞その他でおそらく田中委員のお耳に入っておることだと思います。与党また政府部内にも強い特別会計設置の要望がございます。しこうして、この特別会計の内容についての具体的な検討がまだ遂げられていないように私は感じております。先ほど申しましたように、やはり治山治水計画あるいは防潮対策、それらを合わしての一つの規模を考えまして、そうしてしかる上でこれの所要財源をいかに生み出すかということを考えていかなければならぬ、かように実は考えるのでございます。で、ただいま総理も非常に含みのあるお答えをいたしたと私は伺ったのでございますが、この点は十分検討を要するのではないかと思うのでありまして、いわゆる特別会計の内容等をいかにするかということ、これは一つの問題でありますし、将来の財政、従来のあり方からも相当検討を要する点があるように実は考えておるのでございます。これらの点をあわせて十分検討いたしまして、要契にこたえたい。ただ、その場合に、ただいまのお話にもありましたように、ただいまの財政計画そのものは一年々々の計画になっております。いわゆる長期財政計画というものは、なかなか立ちにくい状況になっております。しかしながら、ただいまのような長期計画を推進するという場合におきましては、ある程度の財政的の見通しを十分立てまして、これが五年だとか十年だとかいらわけにはなかなか参らないと思いますが、一年でないやや長期にわたる財政の見通しを立てて、これらの遂行についての所要財源を生み出すと、こういう工夫を必要とする、かように実は考えております。