田中一の発言 (風水害対策特別委員会)

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○田中一君 そこまで話を伺いましたから、これから、じゃ、どうして防災の計画を立てるかという点について一、二質問してみます。
 まず第一に、今回の名古屋の災害、東海地区の災害というものは、もはや数年前に、堤防が切れたならばあの地域まで全部湛水するということは学者が証明しておるのでございます。私はそれがそういう基本的な調査によって樹立されたところのものであるならば、五千名の人間を殺すはずはなかったろうと、こう考えております。これは今、総理並びに各大臣にお見せしますけれども、これは建設省の所管であるところの地理調査所が作成したものです。この地図で示すように、今回の災害というものはこの地図通りにこれは実現されております。一つも狂いはございません。湛水区域はかつて三年前に技術家が作った地形図によって証明されておるという事実を知らなきゃならぬと思うのでございます。そこで、これは何によってできたかと申しますと、地理調査所空中写真によって五万分の一の空中写真をとって、これを専門家がこれは陸地である、これは高さは何である、これは川であるということを色づけしたものでございます。従ってすべての計画が、まず第一に地形図の作成でなくちゃならぬと思うのです。これに対して建設大臣はどういうお考えを持っているか。同時に三十五年度の予算には、防災の第一歩としてこの地形図作成に対する熱意をどういう工合に持っておられるかどうか、伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 田中一

speaker_id: 27021

日付: 1959-11-27

院: 参議院

会議名: 風水害対策特別委員会