栗山良夫の発言 (風水害対策特別委員会)
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○栗山良夫君 次に第三点として、私は首相と防衛庁の長官にお尋ねをいたしたいと思います。
今次の災害にあたりまして、自衛隊が出動せられ、しかも非常に身を挺しての活動に対しましては、地元民から深い感謝をされている。しかし私は、感謝と仕事の成果とは別である、また、努力と成果とは別であると思います。そこで、あれほどまで自衛隊の諸君が一生懸命やってくれたのにかかわらず、防衛庁の指導よろしきを得ないために、成果としてはより以上に上げ得らるべきものが上げ得られないで済んでしまったのではないかということを心配しております。それはどういうことかと申しますと、自衛隊は自衛隊法によって、災害出の規定を持っておりますけれども、その規定はきわめて消極的な規定であります。私は災害出動につきましては、もら少し積極性を持った規定を作り、条文にし、そうして常時災害出動に対する具体的な訓練というものを、自衛隊においてすべきではないか。私はきのうは加藤防衛局長に来ていただきまして、いろいろ委員会でお尋ねをいたしましたが、そういう訓練はしていないようであります。従って、災害忠勤に対して、地震もあれば火事もあれば、こういう河川の堤防の決壊もありましょうし、高潮もありましょう。いろいろなことを想定いたしまして、特科であろうが、普通科であろうが、全自衛隊として災害出動の訓練をする、資材の準備をする、そういうことが必要ではないかと思いますが、この点について総理並びに長官の御意見を伺っておきます。
それから特に自衛隊法は第百条におきまして、これは政令がどういうことになっておるのか、私はよく勉強しておりませんが、土木工事等の委託というのがございまして、土木工事を委託して、自衛隊員が訓練のために施行することができる。おそらくこれは今までおやりになったことはないだろうと思いますが、そういうときに、災害対策ということを中心にして、一つの訓練要綱をお作りになっておやりになる
ことが必要ではないか。そういう御用意があられるかどうか、これを伺いたい。