大川光三の発言 (法務委員会)

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○委員長(大川光三君) 次に、本日の議事に入ります。去る十一月二十七日安保条約改定阻止国民会議第八次統一行動に際して、デモ隊の国会構内乱入事件が発生いたしまして、目下これが善後策について各方面において調査ないし折衝が行なわれておりまするが、そのうちデモを規制する案につきましては、八日に加藤衆議院議長から立案要綱が示され、新しい局面を迎えておりますることは、御承知の通りであります。当委員会といたしましては、事件が国会の権威保持の立場からいって、未曾有の不祥事であるばかりでなく、検討すべき法制上の諸問題を含んでいると考えまするので、一応事件の概要について、警察当局から説明を聴取した上で破壊的団体の介在の有無、事件との関係、当日の警備計画に関する諸問題、集団行進ないし集団示威運動等の規制に関する外国の事例、法制上の問題等について調査を行ない、よってかかる事件の再び繰り返されることのないよう、慎重なる検討を加えることの緊要なることを認めた次第であります。なお、これに関連して、裁判所周辺における集団示威運動等の事例についても、合わせて調査を行ないたいと存じます。また、本件調査に関して議員個人の責任問題の糾明などは、一切本委員会の調査の目的とするところではありませんので、当委員会の関知せざることはもちろん、委員各位におかれましても、個人の責任問題に関する質疑等はお差し控え下さるよう委員長から要望いたしておきます。なお、事件の概要につきましては警察庁からの説明プリントが配付してございますので、重ねて説明をわずらわすことを省略いたしまして、これより直ちに質疑を行ないます。御質疑のある方は、御発言を願います。

発言情報

speech_id: 103315206X00519591211_003

発言者: 大川光三

speaker_id: 2671

日付: 1959-12-11

院: 参議院

会議名: 法務委員会