川村継義の発言 (地方行政委員会)

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○川村委員 警察庁当局としても、全国的な各種の事犯等を考えると、まだまだ三十三年秋に提案されたあのような警職法の改正の必要性というものは考えておる。しかし、今回の三池の事件あるいは毎日新聞社襲撃事件等、そのことによって警職法を改正しなければならぬということは考えていない。こういうふうに御答弁いただいたと理解するわけでありますが、さらにその点につきましては、また国家公安委員長等の見解も聞いておきたいと思います。
 そこでこの前、三池事件等のこの残念な事態に対して警察当局がとられた措置についていろいろと質疑をいたしましたが、その当時はまだ十分なる事態の解明が当局においてもなされていないので、明確な点はお聞きすることができませんでした。従って、当局の措置についてもいろいろと世間から誤解されておるように思っております。この際もう少し長官みずから明らかにしていただきたいと思うのであります。
 第一は、二十九日四山鉱を中心として大へん残念な事件が起きた。久保という人がついに暴力団の手によって刺殺をされた。まことに残念な事件であります。ところが、今あなたの方からいただいたこの資料を見てみても、また、この前お話しいただいた経過からいたしましても、ちょうど四山事件が起こる前に、いわゆる山代組という一隊がハイヤー十四台、トラック一台に約百人くらいの者が分乗して荒尾市内に入って行き、四山鉱の南門で七名くらいの警官の固めておる検問所でこれを停止させようとしたけれども、それを聞かなくて、正門に至って、ピケを張っておった労組員と混乱を起こしてついにあのような不祥事態を起こした。こういうことであります。そのとき私が江口局長に対して、そのトラックに乗っておったという暴力団の諸君をなぜその警察はそのまま見過ごしたかということを聞いておいた。ということは、トラックには山代組という大きなネームが入っておるトラックであります。おらくこれには三十名余りの者が乗っておったと思われる。その山代組のトラック、それらの一隊を警察は約二十五、六分近くの時間にわたってうしろからずっと三百メートルくらいの間隔をおいてついていきながら、こういうものを制止しなかったのはなぜであったか、こういうことを私はこの前聞いたのでありますが、その後、そのトラックについては、いわゆる制限外乗車というものが認められておったのであるかどうか、あるいは認められていなかったかどうか、そんなことをよく調べて返答するということでありましたが、この点について、まずどのような状態であったか、その調べられた結果をお話し願いたい。

発言情報

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発言者: 川村継義

speaker_id: 26811

日付: 1960-04-06

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会