川村継義の発言 (地方行政委員会)
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○川村委員 それでは今の点については鋭意捜査が進んでいると思いますから、またいずれ事実も判明すると思いますが、問題は、この前の委員会でも指摘されましたように、このような暴力団をばっこさせるものは何かということです。これは必ず何か背後になければならぬ。われわれしろうとだってそう考える。専門家のあなたたちの方は、それはぴんと頭にくるはずです。ただ単なる興行師や町に遊んでいる連中の団体の諸君が、何もないのに自分から出ていってそういう火中のクリを拾うような行動はとらない。必ずそれに対する行動に対して報酬があるはずです。その報酬はどこから出てきたか、こういうことを十分に突き詰めていって、それらの根源を断つというやり方をしないから、今日まで幾つかのこういう暴力団のばっこが根絶しないのじゃないか。私はここに一つ問題があると思う。毎日事件にしてもそうです。数え上げると次から次ときりがないでしょう。どんなに岸さんが暴力追放などと言ったって、こういう団体のばっこが実にひどい。これはやはりその後にこれを培養するものがあると見なければならぬ。その培養するものは何かということを突きとめて、あなたたちの方で徹底的に根絶する対策というものがなければ、どんなに当局が力み返ってみたって、その目的を達しないのじゃないか。今度の三池事件にしても、あの連中がただ単に好きこのんで出しゃばりをしているとは思われません。こういう写真がある。ごらんになったと思います。私が今左に持っておるのは警官の諸君が制止しておる。この男が持っているのはおのですよ。そのおのの写真はこれです。これを振りかざしてあばれておる。これをつかまえて——これは服装は組合員の服装はしておりますけれども、組合員じゃないのです。これは会社が雇い入れたところの暴力団の一員なんです。これを警官が制止しておる。ただ私が残念に思うことは、この男を制止して、おそるべき殺害等の危害を加えるようなことは防いだけれども、この男を逮捕していないことです。長官、これを逮捕できますか、できませんか。おのを振り回しておるのを逮捕できますか、できませんか。