加賀田進の発言 (地方行政委員会)

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○加賀田委員 もう一つ、ダム建設には、多目的ですから、農業用水とかあるいは治水目的とか、その他都市の周辺では工業用水等いろいろな目的があると思うのですが、発電事業となりますと、一定の推量を保持しなければ発電は不可能でありますから、従って治水等において、急に一時的に出水があった場合に、はたして放水操作というものが完全に治水という目的に転化されて行なわれているかどうかということで、いろいろ各所において問題が起きているわけなんです。しかも発電事業に従事している職員は、やはり特殊な技術が要りますから、電力会社からもその技術者が派遣されるというような形態もあって、どうも出水期等においては、発電そのものに大きなウエートを置いて、治水等の操作に対しては時間的におくれたりしていろいろ問題が起こるようなことがあると私は思うのです。従ってそういう問題も、各所に損害補償というような形でいろいろ訴訟事件も起こっているのですが、これらに対しても完全な目的を達成するため、単なる発電目的ということだけじゃなくして、もっと管理にも大きな——いわゆる当初の目的である治水であるとか、その他平穏なときには農業用水等にも利用するというような、そういう形を明確に区分していただかなければ、非常に困難な問題が起こってくるのじゃないかと思いますが、その点自治庁としてどうお考えになりますか。

発言情報

speech_id: 103404720X02519600419_014

発言者: 加賀田進

speaker_id: 20805

日付: 1960-04-19

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会