周東英雄の発言 (予算委員会)

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○周東委員 総理の御意思はよくわかるのでありますが、今日の段階においては、国際連合を通じて、もしくは直接に米英というような方面とのお話し合いを積極的に進めて、どうするか、世界の平和を確保するために中共というものを度外してできないのだが、それを一体どうするかということについて積極的な提案なり考え方を述べて、相談を始めることが必要ではないか。私はこのことは決して日本だけでできるとは思いません。ことにわれわれとして最も考えなければならぬことは、台湾の日本に寄せられておるこの従来の信義であります。これを簡単に捨て去るわけにはいきませんが、しかし、台湾というものについてどうするかという問題は、当然そこの含みに考えられていかなければならぬ、こういうふうに考えております。しかし、今日の状態における中共というもの、中国というものをどういう関係において持っていくかということは、これは、世界の各国、米英といえども苦慮しているところだと思います。だからこそハーター長官の談話の通り、とにかく軍縮に関しては、協定等の会議、交渉の中には入れないけれども、できた協定は守らせるのだというようなことが出てくるゆえんであって、そこに悩みがあると思うのです。しかし、私は、世界平和のために過去の問題をいろいろ考えつつも、そういう点の話し合いを積極的に日本がやるべき立場じゃなかろうか、こういうふうに考えるわけであります。今日同じく自由主義国の中においても、英国はすでに中共を承認しておる。しかし、いろいろなやり方に対しては、中国の行動に対して非常に批判的に英国はやっております。これは、私どもは今直ちに国連加入とかなんとかいうことを言うのではありませんが、とにかく軍縮会議というものの重大な現段階において、これをほんとうに実らせて、査察を伴う核兵器を含む軍備の規制、減少、廃止というようなことまで進むのには、やはりこの中国というものが中へ入って縛られるような軍縮の実質的な協定でなければ無意味だと思いますがゆえに、その点についての積極的な今後の働きかけを考慮し、プログラムを立てる必要があるのじゃなかろうか、こういうふうに考えるわけであります。重ねて総理の御所見を伺います。

発言情報

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発言者: 周東英雄

speaker_id: 20741

日付: 1960-02-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会