河野密の発言 (予算委員会)
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○河野(密)委員 岸総理の御答弁を承りますと、中ソ友好同盟条約には日本及びその同盟国という仮想敵国を明らかにしておりますが、今度の安保条約には仮想敵国というものをあげておらないから、それだからしてこれは防衛条約ではないのだ、こういうような御趣旨のように承るのでありますが、それならば一つ岸総理に承りまするが、今極東の地域にはアメリカを中心としての防衛条約は幾つかあると思います。この幾つかある防衛条約——私は申し上げますが、まず一番最初にできたのは米比相互防衛条約、ANZUS、米韓、SEATO、米華、それぞれの安全保障条約もしくは相互防衛条約と、今度の日米安全保障条約とどこが違って、どういう点に今岸総理のおっしゃるようなそういう共存の道と相反するものでないという、そういうことがありますか、これをお示し願いたい。