河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 事前協議の問題と関連いたしまして、この条約の重要な点は、適用範囲の問題であります。この条約の適用範囲の問題は、先ほど私が指摘いたしましたように、この条約の四条によりますると、「極東における国際の平和及び安全に対する脅威」というふうに規定しておりまして、適用範囲が非常に広いのでありますが、この「極東における国際の平和及び安全に対する脅威」ということになりますと、私が指摘いたしましたように、米華、米比、米韓相互防衛条約の認めておるところの地域というものが、みんなこれに入ることになると思うのでありまして、いわばこの米華、米比、米韓条約というものと、この日米安全保障条約というものが、みんなこれは一環としてつながっておる。こういうふうに考えられるのであります。たとえて言うならば、米比条約では地域が太平洋ということになっております。米華条約によりますと台湾、澎湖島及び合意によるその他の地域となっておるのであります。こういうふうに米比条約によると太平洋が入る。米華条約によれば台湾、澎湖島その他合意による地域でありますから、大陸もこれに入る。こうなりますると、「極東における国際の平和及び安全に対する脅威」ということは、すべてこれらの条約に規定しておるところの地域というものと同じことになる、私はこう解釈せざるを得ないと思うのでありますが、この条約の適用範囲は一体どの程度に適用されると考えておるのか。お答え願いたい。

発言情報

speech_id: 103405261X00219600205_117

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1960-02-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会