佐藤榮作の発言 (予算委員会第一分科会)
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○佐藤国務大臣 ただいまのお尋ねは、今後の印刷機械の交替によって超勤をどうするかという、具体的な計画があるかというお尋ねでございましたが、印刷局長の答弁は不十分でございますが、おそらくまだそこまでの計画ができていないのだ、かように思います。
ところで、超過勤務という問題は、いろいろ問題がございます。だから超過勤務が定例勤務にならない、いわゆる勤務時間を縮小するということ、これは一つの考え方で、同時に、現従業員の収入にも多分に影響があります。私どもは今日計画をいたしておりますのは、先ほど来申し上げますように、機械が非常に古いために、非能率といいますか、でき上がりの成績が非常に悪い、一ぺんで規格に合わないものが相当出てくるような現状なんであります。しかも、最近の通貨量は非常にふえておりますから、そういう意味から、その方の需要があり、しかも今の機械を使ってはどうもロスが非常に多い、両面で因っている。どうしてもこれは新しくしていかなければならぬ。しかして新しくしていきますと、ただいまお尋ねになりましたように、必ず超勤が順次減っていくだろうし、また当局もそう考えるだろう、これは当然でございますが、私どもただいまのところは、さしあたり機械をかえると申しましても、人員整理の方向ではもちろんございません。しかし、今のように超過勤務が定例になっていることは、労務管理の面から見まして、これが通常の状態だとは考えられない。しかし超勤による収入の増というものもございますから、その辺を十分にらみ合わせて処置して参りたい。ただ、今お尋ねになりましたように、今後どのくらいの期間に超勤をなくしていく計画かと言われますと、まだただいまそこまで持っておらない、こういう事情でございます。