田中一の発言 (建設委員会)
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○田中一君 首都圏整備では学校とか工場とかの建設を制限して、人間の社会増というものを防ごうというので、こういう法律も出して通っております。車の問題は首都圏整備の今ではほんとうのガンです。これを何とかシャット・アウトする考えがなければならないと思うのです。夕方になれば、建設大臣の車は大きいからなおさらでしょうが、銀座なんか歩けるものじゃない、都心なんかどこも歩けるものじゃない、これは首都圏整備で人間をシャット・アウトする、車は野放図もなく自然にまかしておくということは罪悪ですよ。累増する交通事故というものは、これは生命に関係がある、たとえ道路交通法が整備されたとしても、人間一ぺん死んでしまえば死んだ方が損なんです。たかだか保険料三十万くらいもらって泣き寝入りするというような現状です。これは大臣も考えてもらいたい。こういう現状から見ると、幾ら首都高速道路公団が、あるいは政府が都会地における道路の整備をしようといったって追っつくものじゃないのです。人間の社会生活は地下に、もぐっちゃって、地上はそういうものが通っておるならいいのですが、それは追っつきません、とても。そうすれば銀座辺なんかは駐車場を置くということはおやめになる方がいい、お入れにならないという方がいい。下手に駐車場を置くからそこにどんどん入ってくる。こういう点は道路あるいは街路を担当する建設大臣としては、とうていそれの交通を満たすことができないという現状から見て、通産大臣なりあるいは他の閣僚なりに強い発言をして、人間の生活を不安に陥れないようにしていただきたいと思う。幾ら首都高速道路公団がやろうと、道路局長があれやこれや手を考えても、今のような急激な増加というものに対しては間に合うものではありません。十分御考慮願いたいと思うのです。