田中一の発言 (建設委員会)
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○田中一君 菅野長官は経済学者として私は非常に期待しておった。あなたのおられるときには少なくとも何かの形が出てくるんじゃないかと思っておりますが、今開発局長に聞いてみるとまだ、各特定地域の経済効果等もあるいはいろいろ説明がございました。あなたの御出席する前に説明があったのですが、公共事業だけではその効果は上がらないのじゃなかろうか、あるいは公共工事が少なくて地方工事、地方計画の方が進んでおるものもある、というようなことを的確につかんでおらないような発言があったわけですよ。これから、十年たってから、これからやろうというような発言があっておるように私は聞き取ったのですが、そういうことではできません。ことにあなたがもう一年近く長官としておられるのに、今その辺でこれからぼつぼつとなったんでは、やはり何でしょう、六月ごろにはまた閣僚もかわるでしょう。(笑声)これはそういうような今までの慣例と申しますか、あなた方の与党の諸君の考え方から見る場合には、あなたはやはりしないということですよ。学者として自分の答弁は上手にできるけれども、する意思がないと言わざるを得ない。そういうふうに、それこそ私が望みたいことは国土総合開発審議会というものがございます。私の記憶するところによりますと、この一年間で二へんほど開いたんです。それも短かい期間で、いつ幾日開くと通知がある、こちらはやはりいろいろ予定もありますから、前回は出なかった。つい今月ですか、先月ですかあったときには、これはぜひ出たいから、こっちも国会の開会中ですから用事もあるけれども、出たいからと言って出ました。しかしこれはもしもあなたがそういう熱意を持つならば、就任後直ちに、これは経済関係の問題は、ずいぶん専門ですから再三お開きになったと思いますけれども、少なくとも国土計画というものに対しては、あなたがさつそく就任と同時に審議会を招集して、そうして今までの宿弊なり行政機構なり、そうしたものについての諮問するだけの考え方が生まれなければならぬと思うのです。あなたは伺っておらないのですか。もっとも私も出ませんでしたけれども。昨年秋あった審議会には、飯沼さん、そういうような長官からの要請がございましたか。ただいまお話のような国土開発法に基づく事業に対して、調査なり何なりしてくれいというような、あるいは長官が考えておられるような、今説明されたような考え方を述べられたような機会がございましたか、審議会では。