藤原道子の発言 (社会労働委員会)

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○藤原道子君 この重大な精薄の発生原因の対策に三百三十万円で一体何ができるのですか。そういうところに私たちはおざなりの政府の精薄対策が現われていると思う。第一、今大臣がお話しになりましたように、ちまたの精薄をかかえた親たちの苦労というものは、それはもう言葉に尽くせないものがある。だからこそ大学教授の奥さんが、良識のある方がわが子を締め殺さなければならぬ。この子ゆえにこそという不幸がどのくらい多いかということを私は現実に見聞きしてじっとしておられない気持なんです。従って、こういう面を担当している厚生大臣としては、気の毒な人があるから何とかしなければならぬ、一歩前進ですなんてのほほんとしたことを私は聞き流しにするわけにはいかないと思う。私は、政府にお考え願わなければならぬのは、予算がずいぶんむだ使いされていると思うのです。そこで私は、法務省の矯正局長にお伺いしたいのですが、今の犯罪者ですね、私が刑務所なんか調べて、私は私で承知しておりますが、あらためてお伺いしたいのですが、受刑者の中に精薄者の占める率、それから性格異常者、これの占める率、これを一つ伺わしてほしいのです。

発言情報

speech_id: 103414410X02119600331_010

発言者: 藤原道子

speaker_id: 16070

日付: 1960-03-31

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会