横田信夫の発言 (逓信委員会)

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○説明員(横田信夫君) 世銀の借款の見通しでありますが、これもなかなか諸般の情勢で、完全な見通しというものは、なかなか問題でありますが、さしあたりの問題といたしましては、世銀に対しては各方面の需要が相当多いので、その会社等で社債の、外貨債の発行についてはなかなか資金調達がむずかしかろうと思われる方に先に世銀の借款が回っていくということは、ある程度やむを得ないことだろうと思います。そういう情勢からいたしますと、ただいまのところ、世銀の借り入れの方は電信電話公社の方はちょっとむずかしいのじゃないかと思われますが、しかし、これも、今度世界銀行の貸付側からいたしまして、必ずしも需要者の方の希望通りに応じられない、こたえられないという場合に、日本電信電話公社には貸してやろうかということも起こらないとも限らない。あるいはまた、世銀の方の資金で、電信電話債券、外貨債の消化との関係を見て、そういうようなこともあり得るわけであります。その辺につきましては、全然世銀の借り入れが今後ないとも限らない。しかし、ただいまのところは、世銀借り入れの方はむずかしいのじゃなかろうかというような程度であります。
 それから、外貨債の問題につきましては、実はこの法律が通過いたしませんと、外国の外貨債の発行についての、あるいは代行会社等の折衝等もできないのでありますから、確たる今の見通しということについてどうかということについては、この法律が通らないと、それらの折衝ができないために、確たる見通しはないわけであります。また現にそういう折衝もいたしかねておるわけであります。一般的に申しまして、一時ニューヨーク市場におけるこの社債の利子というものが、相当高利でないと、むずかしいという情勢があったわけでありますが、これがことしの一月以降においてその条件が、金利の利回りが少し下がって参りました。そういう趨勢を見ますと、そういう不利でない条件で発行ということが考えられるのじゃないかというようなことが、一般的にいわれるような情勢にただいまなっております。

発言情報

speech_id: 103414816X02019600517_025

発言者: 横田信夫

speaker_id: 9528

日付: 1960-05-17

院: 参議院

会議名: 逓信委員会