青木一男の発言 (日米安全保障条約等特別委員会)

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○青木一男君 岸首相のただいまの御見解には私も同感であります。
 次に、私は衆議院における会則延長と、安保条約議決の効力とその妥当性について、首相にお尋ねいたします。野党の諸君は、衆議院における会期延長の議決と安保関係者案件の議決の無効を主張しております。その理由は、議長が警察官を入れたこと、与党議員だけで単独に採決した点をあげているのであります。野党の諸君が、法律論として無効を主張しておるのか、政治論としてその妥当性を否認しておるのか、必ずしも明瞭でありませんが、両者は厳然たる区別がなければなりません。政治には妥協はありますが、法律の解釈には妥協がないからであります。野党の諸君のあげているような理由は、政治的に妥当かどうかということの議論の根拠にはなり得ましても、有効無効の法律説には私は関係ないと思うものであります。参議院としましては、衆議院議長の通告ないしは議案の送付により、衆議院の議決の有効に成立したことを認めているわけでありますが、また、これ以外に方法はないのでありますが、客観的に見ましても、国会法その他の規定に照らし、あの場合の採決はすべて適法であり、何ら疑義を差しはさむ余地がなかったと思われるのでありますが、首相はどういうふうに見ておられるか、伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 青木一男

speaker_id: 9880

日付: 1960-06-09

院: 参議院

会議名: 日米安全保障条約等特別委員会