藤山愛一郎の発言 (日米安全保障条約等特別委員会)
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○国務大臣(藤山愛一郎君) 今回の安保条約におきます経済条項と同種のものがありますのは、御指摘になりましたように、北大西洋条約の第二条、それからSEATOの第三条、今お話のありましたような米華条約の第三条でございまして、大体SEATOと安保条約との間ではほとんど同じ表現が用いられておりますが、SEATOの第三条には技術援助について言及をいたしておりますし、また、米華条約におきましては国際経済の食い違いがないということについての規定がございません。これはそれぞれ日米関係が、NATO諸国の関係と同じく、いずれも政治的にまた産業的に発達した国家間の関係であるということに基づくわけでありまして、われわれもそういう意味においてこれらの取り扱いをいたしたのでございまして、経済問題に例をとって考えてみますれば、経済援助の問題よりは、むしろ経済協力の問題が中心的なものとして考えられておるのがそういう意味における相違だと思うのであります。