岸信介の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(岸信介君) さきほども申し上げましたように、これは条項に入って質疑をしていくことが必要だと思いますが、いったい国際の情勢に反しておるような軍事的な内容を強化するという抽象論を申したのではこれは答えられないのでありまして、改定の各項目は、多年国会におきましても論議され、自主性のない現行安保条約として改定を要する点として論議された点をわれわれはとり上げて、日本の立場を強化するような改定をしておるわけであります。したがって、これは各項目についておそらくこれから御質問があろうと思いますから、明確にお答えを申し上げますが、そういうことであるからして、われわれとしては、すでに現行安保条約がいわば成立したときからこれにつきまとうておるところの不合理性というものを改めるということは一日も早くこれを実現するというのが私は国民の要望であり、また、従来の国会の論議に徴しても明瞭であると、かように考えております。これをアメリカ側と相当長い間の折衝において日本側の主張を入れしめてこの自主性を回復したところの改定にするということでありますから、これは一日も早く実現することが適当である、これは日本の立場から当然考えて差しつかえないと、かように考えております。

発言情報

speech_id: 103415261X00819600305_006

発言者: 岸信介

speaker_id: 6788

日付: 1960-03-05

院: 参議院

会議名: 予算委員会