菅野和太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(菅野和太郎君) お話の通り、昭和三十二年のときにこの問題が起こりまして事務的にいろいろ折衝いたしておったのでありますが、なかなか事務的にそれが進捗しなくなりまして、その結果、三十三年の十月に当時の通産大臣それから運輸大臣、経済企画庁長官とが相談いたしまして、その結論といたしまして覚書を作ったのであります。その覚書は「江川電源開発の計画は、高梨地点におけるダムの最高水位の基準を一応百十メートルとして、電源開発その他一切の費用を具体的に試算し、これが経済性その他を比較検討した上で事後を措置する。」「三江線は取敢えず口羽地区までを完成する。」という覚書を作ったのであります。その後今の標高百十メートルでいろいろ電源開発会社で計算いたしておったのでありましたが、昨年になりまして、どうしても経済上採算が合わないから私の方は電源開発をやめますという申し出がありましたので、そこで昨年の十二月二十五日の閣議で電源開発の方はとりやめて、そうして三江鉄道を初めての予定通りこれを貫通せしめるということに決定いたしたのであります。