田中伊三次の発言 (地方行政委員会法務委員会連合審査会)
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○田中(伊)委員 それから第二点、このうしろに大きな図面があますが、演壇があって演壇に向かって左右にそでがある。これをそでというのかどうか、新聞がいうておるからぼくは言うのでありますが、そでがある。この演壇、舞台というものは相当高い。私のような小男であるというと、私の背の高さより高い。しかし、その演壇に向かって在右のそではだんだんと低くなっておりまして、犯人が飛び上がるおそれがあると、かりに大混乱の起こったときに暴漢が飛び上がるということを考えてみると、だれでも常識は、上がればそでである。中央は、警視総監の御説明のように、新聞記者席もあり、テレビもあり、ラジオもある。一般人が通行できないように前は囲ってある。これはまことにけっこうである。そういう措置がしてあるほかに、演壇に向かって左右のそでの入口がいわば場内の関所、会場の入口は外の関所、左の方は右翼が騒ぐからというので関所の方にはたくさんの人がおった。向かって右の、この少年が虚をついて飛び上がっていったそで近くには、警備員が一人しかいない。どうしてこういう配備をしたのか。なぜここに数名の者を置かなかったのか。警視総監が報告された、二階からビラをまいた、そのビラをまいた犯人をとらえて表に送り出しておる間、一人しかいないから、その一人が他に移動したそのすきに乗じて、この少年が飛び上がっていったという事態がある。どうして演壇に向かって右そでの入口に万全を期して数名の人員を配置しなかったのか、どうしてやらなかったのか。